代表的な英単語帳(ターゲット1900、システム英単語、速読英単語必修編、DUO3.0)の難易度を測定してみた
皆さん、元気ですか?
今日は表題にある、4つの英単語帳の難易度を測定してみようと思います。
測定方法は、アルクから出版されている究極の英単語シリーズを使用します。
この英単語帳は、Level1~12まで各Levelに1000語ずつ合計12000語の英単語が掲載されています。その12000語をデータベースに各単語帳にどのレベルの単語がどれだけ掲載されているのかを見ていきます。
Level1のほうが簡単な英単語、Levelがあがるに従って難しい英単語という設定です。Levelの低い単語の比率が高いとその英単語帳が易しめということになります。
結果は下の通りとなりました。
まず、最初に驚くのが、DUOの掲載なしが多すぎる点です。
この理由は、DUOが熟語を見出し語として多く扱っているため起きています。
表ではよくわからないので下にグラフを。
グラフにすると難易度の分布がはっきりと解りますね!
ターゲット1900とシステム英単語は昔の記事で書いたように掲載されている単語が似ているため、当然、難易度分布の形も似ています。
DUOはLevel2~4が中心、速読英単語の必修編は、Level2~3が中心となっています。
なので、この分布からすると単語帳の難易度は
ターゲット1900=システム英単語 > DUO > 速読英単語 必修編
と言えるのではないでしょうか。
また、最後に、大学受験向けのものではありませんが、TOEFL英単語3800のデータも同様の方法でデータを比較してみました。
グラフで見るとなんだレベルが低いのか・・・と誤解してしまいがちですが、
Duoと同様に究極の英単語には掲載されていない単語が半分くらいという結果に。
TOEFL 3800は単語の見出しが多いにも関わらず、この数値を出しているのはすごいことです。
独自の単語選びをしている点が、この単語帳の高い評価につながっているのではないでしょうか。
本日はここまでです。
読んでいただいてありがとうございました!